薬局Q&A Posted on 2015年2月13日2015年2月24日 by itj-promenade 今回は、薬局に関する素朴な疑問についてお答えします。 ▷ よく聞くジェネリック医薬品(後発医薬品)って何ですか? ▷ ジェネリック医薬品で薬をもらいたい場合にはどうしたらいいですか? ▷ ジェネリック医薬品に変更できない場合はあるのですか? ▷ 今まで飲んでいた薬をジェネリック医薬品に変えたら名前が違いました。なぜですか? ▷ 処方せんには有効期限がありますか? ▷ 処方せんの有効期限が切れるとどうなるのですか? ▷ 以前と同じ処方せんの薬が欲しい場合、薬局に行けばもらえますか? ▷ 処方せんの薬はどこの薬局でももらえるのですか? ▷ 処方せんは代理の人が持って行ってもいいのですか? ▷ かかりつけ薬局とは?▷ かかりつけ薬局の利点は? ▷ おくすり手帳とは? ▷ おくすり手帳はなぜ必要なのですか? ▷ おくすり手帳は病院や薬局に行くときだけ持っていけば大丈夫ですか? Q. A. よく聞くジェネリック医薬品(後発医薬品)って何ですか? 先発医薬品(一番最初に発売された薬)の特許期間が切れた後、厚生労働省の承認を得て製造・販売される、先発医薬品と同じ有効成分で、低価格の薬の事です。先発医薬品に比べて開発費が削減できるため、薬の価格が低く抑えられています。また、飲みやすいように錠剤を小さくしたり、苦みを軽減するなど改良を加えているものもあります。 Q. A. ジェネリック医薬品で薬をもらいたい場合にはどうしたらいいですか? 薬剤師にご相談ください。処方せんに記載された医薬品のジェネリック医薬品が発売されている場合は基本的にご自身の希望でジェネリック医薬品を選ぶことが可能です。 Q. A. ジェネリック医薬品に変更できない場合はあるのですか? 医師がジェネリック医薬品へ変更する事が、治療に差しつかえがあると判断した場合には、変更不可の旨が処方せんに書かれている場合がありますこの場合には薬局で変更することはできません。 Q. A. 今まで飲んでいた薬をジェネリック医薬品に変えたら名前が違いました。どうしてですか? 薬の名前は製薬会社ごとに決められています薬の有効成分は同じですが、製造・販売している会社が異なるためです。 Q. A. 処方せんには有効期限がありますか? 処方せんには有効期限があり、発行日を含めて4日間(日曜・祝日を含む)です。 Q. A. 処方せんの有効期限が切れるとどうなるのですか? 原則として有効期限を過ぎると調剤薬局では受付できなくなり、病院で再発行をしてもらうことになります。再発行は健康保険が適用されないため、費用は全額自己負担になります。ご注意ください。ただし、やむを得ない事情がある場合等は、薬局から医師に照会し医師の了承が得られれば、期限が延長されることもあります。まずは薬局にお問い合わせ下さい。 Q. A. 以前と同じ処方せんの薬が欲しい場合、薬局に行けばもらえますか? 処方せんがなければ調剤することができません。処方せんは医師が診察し、患者さんの症状により薬の服用が必要と判断された場合に発行されます。 Q. A. 処方せんの薬はどこの薬局でももらえるのですか? 保険薬局であれば、全国どこの薬局でも薬をもらうことが可能です。 Q. A. 処方せんは代理の人が持って行ってもいいのですか? ご家族の方など代理の方でも薬の受け取りは可能です。 Q. A. かかりつけ薬局とは? 病院ごとに薬をもらう薬局を変えるのではなく、どの病院からでも処方せんをもらったら「必ずその薬局で薬をもらう」と決めた薬局のことです。 Q. A. かかりつけ薬局の利点は? かかりつけ薬局をもつ利点として、①副作用歴や過去の体調などの情報を総合して薬をお渡しすることができる。②複数の医療機関を受診している場合、薬の内容の重複や飲み合わせの確認をすることができる。③市販の薬や食事など、普段の生活のことも相談しやすい。などが挙げられます。 Q. A. おくすり手帳とは? 自分が服用している薬の内容のほかに、過去の病歴、アレルギー、副作用歴などの情報を記載することができる手帳です。 ←おくすり手帳 Q. A. おくすり手帳はなぜ必要なのですか? お渡しする薬について、複数の病院から処方されている薬との飲み合わせや副作用歴を確認し、問題がないかを判断することができます。また、手術や歯科での抜歯の際、服用を中断しなければならない薬を服用中でないかの確認をするときにも利用されます。ですので、病院ごとにおくすり手帳を持つのではなく、「1人1冊」という形で服用している薬全てを記録するようにしてください Q. A. おくすり手帳は病院や薬局に行くときにだけ持っていけば大丈夫ですか? 外出時等、急遽病院を受診することになった時にも、治療に支障が出ないよう常に携帯していつでも服用している薬が確認できるようにしましょう。